大塚さんの体は基本的に2日で完全に「見え」ました。
ああこれだ、というシックリ感を手に入れるまでほぼ一直線だったんすが、
姐御造型に関しては雰囲気で盛った最初だけ調子がよかっただけ。
しかもそれ、気のせい。
その後、芯が細すぎてボディが曲がる曲がる。
曲がりくねるったらないわけで。
ざっと盛りまくってからワッカで削るいつものやり方をする以前に
作業がしづらくてしょうがない。足で重心を決めると腰から上が曲がってきて
それに気付かずバランスとってると、ムーンウォーカー並に無理な
重心になっちゃっててもうキリがない。それを直しているうちになんだか
ワケがわかんなくなり、一旦中断。
いちおう

こういう支えでつっかえときゃどうにかなるかと思ったんすが
100%、どうにもなりませんで。
支えの足首部は2.5mmのアルミ線なんでもう全然支えられない。
支えられるバランスを探り当てるまで持ちこたえてくれない。
で、あ!台座さえしっかりしとけば、と木で台を作り直したんすが
それでも曲がるもんは曲がる。少し考えればわかりそうなもんすが。
もう限界だと思い、この段階なら芯から作り直した方がいいと判断。
大塚さんを支えているのは確か3mmのアルミだけだったんで
同じで大丈夫だんべ、と芯、作り直す。

そんでグネグネ問題は解決したんすが、今度は女体が出来ない。
今回、ムッチリ熟女みたいなのをやりたい。スマートな普通の女体なら
面白くもなんともないし、かといってあんましアニメっぽいと
特侠の世界からはずれるし、リアルに作ってキャラが立ってるくらいの
ウーマンバディをやりたかったんですが、結論から言いますと
引出しがなかった。
そもそも男の肉体はほぼなんの資料もなくてもザクザクいけるんす。
デブ、ヤセ、若者、中年、デブでもソップ、アンコ、
筋肉でも、労働系かステロイド系かと、いろいろ判断出来る。
でも女性はいわゆるアメコミみたいなきれいな肉体くらいしか
わからない。要はマンガっぽいのしか理解してないんすね。
それで作ると誰が作っても同じ、みたいな凡百物にしかならない。
あれ、もっと世の中はいろんな女性体型を形にしてるよな?と
まあ売れてそうな女性フィギュアを見てみたんすが、これっぽっちも
参考にならないっつーか、ナニコレ?で理解不能。
こりゃ女性の筋肉や脂肪のつき方をちょっと勉強しないとダメだと悟り
なんとなくでは出来ない事をやっとこ理解。遅いぜ俺。
コブラガール作って、なんだ俺頑張らなくても出来んじゃん、と
タカくくってましたが、あれは慣れ親しんだ形状に合ってたから
たまたま自分の引き出しに入ってただけの偶然でした。
つーわけで、想像でなんとかなるだろうと思って盛りまくった挙句
まあ焼いて見るかと焼いてしまった芯2号版は1日すったもんだした後
結局、完全破綻し、このザマでございます。

まー、計算してたはずの芯は外に出てくるし(コロス)、また上半身は
重さに負けるし(コロス)、干渉する足は作りこめないしで、
ムキー!となって破壊しました。落ち着け、俺。
だいたい、自分が能力のないヘボ原型師だったら、特殊体型にポージングという
注文はどうこなす?と改めて己に問うこと数十分。
チーン、出た。
モデルにする体型をきちんと割り出し、そこからちゃんと芯を作り
まずは標準ポーズで正しい肉を盛って理解した後にポージング、と。
わかりもしねーんだから想像は排除し、まずはとにかく手堅く行くしかない、と。
遊んだり工夫したりすんのはそこからだ、と。
というわけで、芯3号版、スダッチー登場。

そんで盛る。
真直ぐ盛る。

ヤマっ気出していろいろやりたいけど、とにかくガマンして真直ぐ盛る。
やっとこもろもろ見えてきたので、そんじゃあ、とポーズをつける。

破綻はなくなったけど面白さもなくなったような…
でもまあいいか。ここから頑張ればな。芯って大事だな。面倒だけど。
と大塚さんとは偉い違いで難航しておる次第であります。
今日のサンダー一言は「身の程を知れ」でございます。
posted by ブリスターパックファッカーズ at 11:12|
製作日記
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