これも見やすいようにサフで若干色分けして
多少の墨入れもかましてます。



なかなかすっとぼけた味わいに仕上がりました。
これも似たようなフィギュアはあんまし見かけないす。
と思ったんすが、モデリズムに一見されて「青木」といわれました。
しばらくピンと来なかったっすがゴッドタケヤ造型のアレか。
写真集買っとけば、なんかもっと差別化を図れたかもしんないのに
って全然方向性違うんでどうでもいいんですが。写真集は欲しいす。
さて、さらにどうでもいい設定です。
稲見幸蔵67歳。
現在は笑顔も眩しい太平楽の老人だが、実は栄光ある特侠第一期隊員。
さらに四代目と兄弟盃を交わしており「稲見の叔父貴」とも呼ばれる。
彼は任務初期、駆除中の事故により片腕を切断。
本人の強い希望により、当時まだ極秘だったバイオニックアームの移植手術を受ける。
これは半生体型義肢であり、同時に開発が進んでいたメカニックアームとは違い
パワーはないものの、繊細で早い反応が見込まれた最新技術の結晶だった。
初のサイボーグ腕を備えた彼は、2年の休養を取り血の滲むようなリハビリを行う。
古流双葉小太刀最後の免許皆伝者であり、かつては二本ドスを手に
舞い踊るように暴れていた彼は、武闘派らしく不退の決意で得たデータを
引っさげて戦線に復帰。その貴重なデータによりバイオニックアームは飛躍的な
進歩を遂げたが、不幸にもさらなる事故が彼を遅い、残された腕も失ってしまう。
両腕を新型アームに切り替えた彼は、また1年で戦線に復帰。その後、55歳で
引退するまで一線で活躍する天才閃器士として伝説となった。
幸いに孫が出来た彼は「街道の血煙独楽」と呼ばれた頃とは別人となり
笑顔を絶やさぬ飄々とした好々爺となり、特侠指定の特別病院で看護士として
働いている。そこで任務中に腕を切断され担ぎ込まれた安岡と出会った。
安岡は義肢装着を余儀なくされ、進退に悩むんでいたが、良き師、
良き先輩サイボーグとして彼の目を開くことになったのがこの老人なのである。
ただ見てくれは飄々としているがこれが全て演技で、根は相当なイジメっ子である。
たまにボケたフリをするがこれも演技で、完全に脳はシャッキリしている。
目が悪いと言って、稽古中の安岡に木刀を当てるが、これもウソ。面白半分である。
耳も遠くなく、時折聞こえないフリをするがこれは単に都合が悪いだけである。
さらにか弱い老人のふりをして繁華街に出て、因縁をかけてきた若者を
「道を説く」と称して泣かせる事がストレス解消らしい。その悪癖を止めようと
現場に何度も隊員らが急行するが、逃げ足が早く現行犯で一度もシッポを
掴まれたことがなく、本人もシャーシャーと否定している。
これで多少サイボーグ手術の後遺症や、経時影響が出て体にガタでも
来ていればいいが、毎日の散歩と好物のイワシ食、さらに得意の漢方で
異常なまでに健康。
あと30年は死にそうにないという事にまだ安岡は気付いておらず、
演技に騙されたまま足腰の心配をしている。
というわけで「ふんどし入れ歯サイボーグ」完成。







