2007年11月15日

ネズバスト1

さて、仕事でストレスがたまっており気分転換も含め

エト造型

を開始することにしました。するぜ、毎年恒例に。

WF造型にはまだちと早いですし、そこまで時間もとれそうにないので
年賀状でも使えるこちらを。





来年はネズミだそうです。

俺は今年も来年も獣人で行くんでそんなに関係はないんすが
まあとにかくちょっと頭カラッポにしたいんで、しばらく考えて即決定しました。


よし。作業開始。


まずは小物。スカ板を細く切り、帯状にします。
パスタマシンで圧延したものに、木の板棒(各種用意している)を当てて
ササっと切る。

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それをシンナーで2枚重ねて接着し、金属に当てて焼く。



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ベースになるので130度30分くらい。



で、もう一つ必要なパーツを気分転換に旋盤でクリクリやる。
キャストで。

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そいつを複製し、チャッチャと量産。

それを適当に組み合わせて小物をでっちあげる。

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デッチング造型。早いぜ俺。
真ん中部分はスカ。面倒なんで手ゴネです。
大体で円を出したとこに、薄く圧延したスカをキレイに
テンプレートで切りぬいて焼いたのを貼り付けただけ。

ちなみに舵はほんとデザインが多いので、正解なんか
あってないようなもの。とわかった段階でテキトーゲージが
MAXまで振り切ります。いいんです、それで。


で、そいつをマイスカテーブルに設置。

彫刻の準備終了です。

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ここまでの作業は追い込み仕事と平行してます。
徹夜でサフ乾燥中、とかにチャチャっと。


ここまでくればもう後はらく。お遊びです。

なんも考えナシに盛ってみます。

こうとか
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こう
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テーマはファースト&フュリアス。

ドライビングクレイジー。下るぜミシシッピー。



なに?

何を作ろうとしてるのかって?


これよ

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というわけで、蒸気船殺しウィリーウィリアムス。

リアルゴッドハンド、マスオーヤマはレンガを何個も割り、
瓦を何十枚も割り、牛を何十頭も殺しましたが
アニメゴッドハンドは日産で原画何百枚も上げてます。

そのわが神、アブアイワークスに捧げる。


まあここまででだいぶ満足したんで、またしばらくないと思いますけどね。
posted by ブリスターパックファッカーズ at 15:52| 製作日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月09日

ムスメ 2

さて、顔が焼けたのでもろもろサクサクとすすめます。

まず首の角度を決めて、首の肉を盛る。

gaki8.jpg

ここはいちおう顔だけ焼いて固めた後ですが、さらに首足しただけで
1度焼いてます。グネグネ変形するとイヤなんで。同じく低温でさっと。

首というか肌は、この後の彫刻作業の一番下の層になるわけですから
固めておいた方がいいという理由もあります。


で、それが基準となるので、盛る。服ごとどんどん行く。

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腕も一気に。ついでにメットも作っちゃう。

腕は芯が邪魔なんでそれを抜いた後、勘でやりましたが
肘の頂点とかもろもろ破綻が頻繁に生じます。
やっぱ芯はガイドとしてあった方がいいす。
ポーズつけた段階で余裕があれば肉を正しく盛った方がいいんでしょうね。
適当にやってると必ず破綻します。


で、手順としては、ボディを焼く。 襟を焼く。 リボンと腕を焼く。
と3回くらいに分けて焼いてます。


スカルピーの盛り付けには、若干のシンナーを使用し、剥離しないようにします。
焼いた面も湿らせ、付け足す側の粘土面も濡れすぎない程度で溶かして
キッチリくっつけます。いまさら言うまでもないですが一度焼いた面に
スカルピーはくっつかないと考えていいです。ビギナーにも優しいスカルピー王国。


全部追い焼きが多いので130度10分くらいかな。さっと。
で、とっとと冷やしてすぐ盛って焼く。

メットはムクの半球状態で表面だけ形を整えた後、
中はモーターツールで刳り貫いてます。

最近買った高いビットで、刃物だったか切れ味だったか
なんかそんな名前のついているのが超便利でスカ向きです。

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目もつまらないしよく削れる。かなりお気に入り。

で、全部固まったら髪を盛ります。

まあ髪は固まった後でどうとでもなるんで、あんまし神経質には
やんないで、これまたさっと盛る。で、焼く。

gaki10.jpg

同時進行で下半身も。

ヒザから上はスカートで隠れるんで何も考えず、
まず靴を作ります。

サイズを割り出して、靴底になる板状の部分をまず作り、曲げて焼く。
曲げるのは表情付けです。

で、この靴底は基準になるので折れると困る。のでキッチリ焼く。130度20分。

続いて靴底(シャーシ)に、靴そのもの(ボディ)部を盛って焼く。

で、底が曲がった靴が出来上がる、と。


それを合わせながら足首部分で切断してある下半身にくっつけて、
足のバランスを見つつ、まず焼く。

ざっと修正して、肌面を整えたら、足首とかふくらはぎのソックス部を盛って焼く。
またざっと修正する。


さて、ここで肌面を整えたりも含め、表面処理ですが、ほとんど粘土彫刻と同じくらい
スカルピー造型には表面仕上が付随してます。

焼いた面はたいていヤスリをかけてるといっていい。
(もちろんテクスチャーの無い場合のみですけど)


なのでウチの場合、これくらいのものを常備してます。

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(A)はスポンジヤスリのスーパーファイン。
市販サイズの1枚を4分割にしたものと、さらに細く短冊状にしたもの。

(B)はファイン。粗めの方ですな。これも同様。

(C)は、さらに短冊を細かくしたもの。これをヤマモリ用意しておきます。

使い方はこう。

gaki11c.jpg

かなり使いますね。

(D)は綿棒2種。アセトンでの均し用の。普通のと化粧用の先細のもの。

(E)は各種これも短冊状に用意した、耐水ペーパー。

(F)は同じような、布ヤスリ。各種、メを揃えて用意してます。使用頻度極めて高いです。

これらを自在に操りつつ、とっとと面を仕上ながら盛って行くわけです。

さらにここから応用の技術はいろいろありますが、まあそのへんは
各自考えてください。


戻ります。

gaki11.jpg

で、椅子に合うように尻とその下部分を微調整。

ここまでを一気呵成です。


しかし1度引っかかったんすが、ヒザ小僧。
我が家には外人モデルの細いヒザしかなく(プレイメイトかボディビルダー)、
なんかもう少し日本のヒザっぽいわかりやすい資料が、と思ったんだけど、ない。

なんかないかなと探したら

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しょうがねえ。これでいいか。

と思ったら妙にババ臭いヒザが出来上がり、ツレアイに笑われました。

で試行錯誤して、出来るだけ可愛い感じにした状態がこれ。

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さて、ここまでくればあとはもう一気にスカート盛って終りです。

gaki16.jpggaki17.jpg
gaki18.jpggaki19.jpg

とりあえずメインの彫刻作業はこれで完成。

あとは微妙な調整は今度、高温でがっちり焼いてから仕掛けます。
っても140度15分で、片面ずつくらいかな。
とにかくそこからカリカリ削ったりして仕上る予定。

で、今回はこの後、なんと着色もやりますが、なんでもかんでも
つや消しの黒を塗ればカタが付くと考えてる色オンチなんで
ま、ちょっと頑張ります。はい。


つーわけで、またしばらくお休みす。

WF造型にはまだ入れないんで、その前に年末にやると決めた
エト造型かな。

ネズミ人間方面をなんか考えます。
2日で造型できるくらいのがいいな。

ねずみ爺さん、ねずみ娘、ねずみ小僧、ねずみ妻、ねずみ若衆…
ま、なんかストレス発散できそうなのを。
posted by ブリスターパックファッカーズ at 02:05| 製作日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月08日

ムスメ 1

ごぶさたです。


仕事以外造型がスタートしたので、それをレポート。

モノは1/20の女の子。無論、オールスカルピー。

サイズで言うと8センチ。

群馬の小学4年生のチン長と同じ。

だいぶ可愛いサイズです。ETもたぶんそれくらい。

前にも言ったかもしれんすが、肌色のアスパラガスみたいなのが
ニョッキリ出てくると俺は踏んでるぜ。だって生物だもんな。

で、前回の大塚さんとか28センチはありましたが、

さすが大人。堂々たるサイズ。

しかし残念。それは大塚さん(1/6)の「全高」です。

いくらなんでも28センチってこたー

なに?

やめろ?

スカルピーで検索して来る、ピュアなカタギモデラー率が高い?

しょうがねーな。

じゃ、ちゃんと説明すっか。

でも最初に言っておくが、俺はいつだって

脱線するんだぜ。



さて、後に本家の方で大々的に扱うであろうモデルの
サポートモデルというのが今回の位置付け。

つーわけで参考の同サイズ人形を借りてきたんすが

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なんだかわかんないす。

しかもミクロシスターよりも小さいらしいすから困ったもんです。

なのできちんとしたサイズを出すべく、正確な身長から割り出し

同寸となるムスメの写真を印刷

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実に8センチ。群馬の小学4年生の…

つーわけで、これを基準に骨格を割り出して

gaki0.jpg
アハーン

鋼線を芯にグレースカをつけた「骨格」を作成します。


なんで8センチぽっちの人形に芯なんて手間を?と思ったあなた。

スルデーな。

このやろう。

普通だったら俺もやらないで一気にいっちゃいますがこれが必要な理由は

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椅子に座らせるからです。日本語的には腰掛けさせるからです。

こういう複雑な干渉がある場合、芯がないと作る側に都合のいい微調整を
どんどんやっちゃうんす。気付かないうちに。
それを避ける為にもガイドとしての芯はあった方がサクサクいける。
この場合、ポロポロ行っちゃ困るんでかなり焼きます。
130度15分前面&同じだけ背面。


で、芯が出来たら、まずは



を作れるのかどうか。(このサイズは作れない可能性もある)

試します。最小コースのディティールなんで、混合スカの中でも
固いヤツを使用してみます。
とにかく大きさに慣れるためにも無責任にまずやってみるわけです。

こんなサイズ。


gaki2.jpg

gaki3.jpg

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いやー、これは厳しいですぜ。

いちおうポーズ的にはメットをかぶって、ニッコリみたいな事なんですが
まあ出来なくはなさそうなので、この写真を発注者にまず見せてみたら
眉のRがとか目の大きさが、とか割りと普通に意見がくるわけです。

なので、またゼロから顔を作リ直すわけですが、いちおうモデルがいます。
けどこのサイズでモデルの特徴を入れる場合、ちょっと不可能な点が多い。
奥二重とか若干切れ長の目とか意外に妙な頭部のバランスとか
わかっちゃいるけど、再現出来ん!というアングリーポイントが多い。
なので、そういう場合。

君ならどうする?

蹂躙されて黙っているか?

ま、そういう場合は無理して頑張ってもダメ。
サフや塗膜イッパツで消えるディティールを何時間もかけて入れても
意味ないすからね。焼いた段階でもう消え気味になるし。

というわけで、毎度のサンダーパターン。


コンセプトに従って

だいたい

命を

宿しとけ。


これしかない。

とりあえず宿しておけば文句は出ないだろ、と。

つーわけで

gaki5.jpg

宿しました。

なに?

宿ってない?

それは言うな。そう思っても言うな。



なんたってサイズは

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こんなわけですから。


これ以上は無理。

gaki7.jpg


で、もう考えるのイヤなんでとっとと焼いちゃいました。

こういうのはずっと悩んでてもしょうない。精神衛生上よくない。
1晩で出来ないものはもう出来ないんす。

バカの考え休むに似たりで、最初にヨッシャー!というポイントに
届かないならもう後は何やったってダメだと思うんだよなー俺。


かくして例の如く小さい泡が表面に出てくるのが怖いし
その後何度も焼くんで、100度で15分という薄焼きでまず顔を固めます。

これは焼くというより、固める程度。ヤスリもかけられないし
ディティールの修正も出来ないす。触って変形しないようにしただけ。

で、顔さえ出来ればあとはもう一気に行ける。


次回、完成です。

なに?早い?

ばか、集中よ。小さいから早いわけじゃないぜ。
posted by ブリスターパックファッカーズ at 03:01| 製作日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする