2009年07月02日

梵鐘奇遇 6

こういう感じで進んでおります。

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世にオヤジ、オヤジ、と言う者あれど、真にオヤジっぽいものは少なく
せいぜいがアニメ臭いへっぽこ親父が関の山。

また、男、男と言う者も多いすが、真の意味で男の本質に迫るものは少なく
せいぜいが男バッジをつけて男気取りが関の山。

男であり、オヤジであるということはどういう事か?
風雪を耐え、覚悟を決めて生きてきた男の矜持とは如何なるものか?

考えた結果、牛頭さんはお祭り好きでもパンチパーマを当てて
騒ぐだけのバカとは決してならないわけです。
顔はおっかなくていい。男性ホルモンも過剰でしょう。
しかし、きちんとした男です。礼節を重んじ、分をわきまえて
無駄に周囲を威嚇したりせず、ある意味、気弱とさえ思えるくらい
控えめな気性のオッサンでなければなりません。
それが梵鐘を担ぐからカッコいい。決して退かないからカッコいい。
日本人の美徳を骨身に叩き込まれてなければ、特侠たりえず。
つーわけで、自分でもまさかのバーコードスタイルに決定です。

恐らく今の若い衆には受けない気がします。
海外相手でももっとファンタジーアートな感じがいいに違いないとも思います。

しかし自分がやる場合、特侠で出すなら、サンダーロードスタイルが
作るのであれば、オヤジはやっぱここまで行かないとカッコよくないわけです。
記号論になったカッコよさを捨てて、本質的なモノで挑むことにしました。

どういう反応があるかはまったく見えないすが、考えて作るのは本当に楽しいす。

モノを作る事の本質は、判断であり見切りと思ってます。
ここでこうしよう。ここまでしか出来ないからここでやめよう、という
ジャッジの連続で、それが停止したり曇るとモノが完成しないわけです。

スーパーリアルで行くべきか。テクスチャーを打つ(肌の毛穴まで表現する)か
それともヘラ跡残してザックリやるか。
丁寧にやってもスカルピーではディティールでワックスに勝てない。
スカルピーだけなら何をどう挑むか。どこで見切ってどこで完成させるか。
技術的な部分において逡巡がとどまることはないわけです。
いつも、これでいいのか?この手法で正しいのかな?と悩む。
でもそれは答えが出ないことで、悩み続ける事なわけです。
ケースバイケースで常に正解は流動的。常に情報刷新で走り続けるしかない。

でも、ビシっと答えを出して絶対にグラついちゃいけないこともある。
俺は何をやりたいのか、という事です。

それと向き合うと、今回こういう答えしか出なかったわけで。
カッコいいっつーのはこういう事よ、と言える造形。

フィギュアだろうがアートだろうが、理屈はどうだっていいんだよ。
こいつの作るモンはカッコいいから金を払いてえし、手に入れてえ。
他にどこにもねえだろう、こんなの。

とか、言わせたいんでございます。




さて、そういう精神論はともかく、こんな感じで進んだ写真。

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歯だけ最初に作って

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アゴとか流した方がいいかな、とか悩んだりして

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ハラを決めて

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バーコード。
でもここまで来てやっと「見えた」と思いました。

で、現在全身はこんな感じ。

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まくるぜ。
posted by ブリスターパックファッカーズ at 06:38| 梵鐘奇遇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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