2009年05月27日

あざらし 2

あざらしは短い毛がビッチリ生えてます。
ので、ツルッと造形でもいいんすがやっぱり短毛を彫らないと。

しかし、毛ってどう彫るんすか?

と考えたところで思い出したのがアメイジングフィギュアモデラーの
猿特集。
その中であったこれ。

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針を数本まとめたのを使ってたな。

よし作ってみよう。

と、ちょうど買出しデーだったんで、針をいろいろ買ってくる。

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で、丸棒につけて作ってみる。
ビバ光硬化パテ。

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テストでいろいろ彫り比べてみる。

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結果、

いつも使ってるツールが一番でした。磨きベラ。
幸せの花はまたウチの庭に生えてた系。

しかしまあガイドにはなるので、こういうツールも
あってもいいかもしんないすが、針は鋭すぎるので
ラップを当てて使用が条件です。針先の丸さはかなり
種類があるので、手芸店で見てみると面白いかもしれんすが
なんかのついで以上にやる価値はなさそうす。

で、まあそれらも使いつつ、彫ってみる。

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テメー、また片目を潰すのかって?

ええ。

今回はいろいろ過去やった事はそのまま取り入れていく方針なので
フンドシもオッサン体型も向こう傷も採用です。

本当のアザラシはだいぶ可愛いので、これは上半身マッチョで
元気いっぱい追いかけてくるべく、筋肉を決めて、その後に
きっちり脂肪層をつけてダップリとフォルムを作ります。

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ちなみに前回で気づいてたんですが、修正を後回しにしたのが
アゴの位置。骨がおかしいす。

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ご覧のように上あごが下がりすぎてます。
こんなこともあろうかと、口は最終的に調整出来るようにしてあるので
全然平気でございます。

つづく。
posted by ブリスターパックファッカーズ at 07:42| アニマル同級生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月21日

あざらし 1

アニマル同級生の片割れ、人食いアザラシのヒャルマール。
基本はヒョウアザラシですが、遺伝子操作で若干のパワーアップを
されているアザラシクリーチャーみたいな感じです。

つーわけで製作開始ですが、まー普通に作ったら実物大の
サツマイモみたいになるのは間違いないわけで、複製の可能性を
考えたら中空にしたい。

スカルピーでそのまま作って焼いて、後で中を削れば?と
思う方もおりましょうが、サツマイモは中まで火が通るのがどれだけ
面倒か予想はつきましょう。いちいち竹串刺すわけにもいかないすし
ムクでスカ塊にしたら、熱伝導の不均一でそこらじゅうヒビ割れるのは
間違いないわけです。
かくして分割を前提に、一緒に焼ける芯から作成します。


とはいえ、だいたいのサイズを出すために、まずはデザイン。

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基本的にデザインはサイズを出す為のものでしかなく、全然これとは
違うことになりますが、大きさはガイドを作っておかないとなので
仕方なく描く。

で、それを基準に、紙粘土か石粘土で(今回は加工が楽なラドール)
中身の形状を作成。

hya2.JPG

乾かす。

乾いたら、下の部分も作って乾かす。

hya3.JPG

これが中空の中身となって、スカルピーを貼り付ける基本になるし
焼く場合は治具にもなります。

で、グレースカ板(出荷状態を圧延という基本の板)を貼って
分割できるようにして焼く。

hya4.JPG

まー、スカルピーは焼くと歪みますんで、冷えるまで気をつける。
ここで4mmのアルミ棒を切って、ダボにしてかみ合うように加工。

カポカポはずれる、薄いスカケースが出来上がります。


もう一つの分割、頭部もカポっとはずせるようにするため、
同じ要領ですっぽりとハマる頭部というか首カバーを作ります。

hya5.JPG

最終的にこれは接着するかもしれんすが、作業上、分けてた方が
作りやすそうなので、分けておこうかな、と。


えー、ちなみにいまさら言うな、ですが
こういうもの(動物&中空&ラドール芯)を作った事がないので、
よくわかんないから2手先くらいしか読まずにザクザク進めてます。
成功の確信はございません。

中空での問題や、焼いた場合の問題もいろいろ生まれるかもしれんすが
考えて考えて考え抜いてる時間が無駄な気がしちゃうので
ザっと手順を考えたら、まあいいや程度で進めていいと思う派。

間違いを犯さないように考えちゃうんだよな的な話をよく聞きますが
バカヤロウ。最初っからうまくいくわけねーだろ。お前は神様か。です。

特急で突き進んで、もし間違えても、特急で戻ってもっぺんやればいい。
急いだ時間が無駄になるかもしれんすが、各駅でゆっくり1回しか作らないより
倍試せるぜ、くらいのテキトーぶりでいいんじゃないでしょうか。
子曰く、バカの考え休むに似たり。
粘土いじって怪物作って喜んでる時点で、少しバカなのは間違いないわけですから
スタートしたらビシビシ行きゃーいいの。と、運慶だったら言うな。たぶん。



さて、大体の枠ができたところでとっとと盛りたいところですが
厄介な部分が1つだけ。

口の中です。

だいたいアザラシの歯っつーのは、なんか「山」みたいな形で3本みたいな
面倒臭い形状。それが最低上下で16本。その他に犬歯とか門歯すからね。

幸い大きさは殆ど一緒で並んでおり、これは複製で行ける。

つーわけで1本だけ作る。

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で、シリコンで型を作り、そこにスカルピーをグニっと押し込んで複製。

hya7.JPG

これで十分す。

揃ったら、歯茎部分を作って、植える。

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歯と舌は別パーツにしたいので、この歯茎ごとはまるようにします。

上手く組み込んで、厚ぼったい舌でふさぐようにして口の中造形を終えます。

それを頭部の骨くらいの固定可能な受け口を作って、さらにその頭部を
さきほどの首カバーパーツにつけて、焼く。

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ちなみに腹部に支えとなる前ヒレの基礎を作ってあります。
ここまでくれば後はディティールを盛るだけ。
こんな感じでビシビシ進める予定

hya10.JPG

これで3種、準備は全部終了。あとは盛って悩む楽しい作業しか
残っておりません。

あくまで自分は、ですが、後から「まくれる」作業までは
進めておくのが安心です。ここまではある意味、創造的な工夫はゼロ。
誰でも出来る作業すが、ここからが楽しいご馳走三昧で、自分にしか
出来ない領域と向き合う、真の意味で創造的な作業。
マストロゲンを噴出させながら頑張ります。

鐘か娘かあざらしのどれかにつづく。
posted by ブリスターパックファッカーズ at 05:37| アニマル同級生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月19日

北欧娘 1

次回WFに間に合わせたい新作のもう1つが、日報でも書きました
北欧産の美少女です。だいたい14から17くらいの間の。

これは外人の顔をバストでいいから闊達に作りたいシリーズとして
考えてます脱線リハビリ企画、

「特侠番外地 : 強襲! 猟犬の一族 フンドラーケファミリエ」。

hundlake.jpg← 一族のマーク

の1キャラ。
スウェーデンから襲来するジンガイ狩りの8人の男衆なんすが、
この他に紅一点おります娘さんだけまず全身像で作る、という目論見。

かくして決定、
「関東姉御ロック」「大激怒!ムエタイ看護婦」に続く
サンダー女性造形第3弾の

「北欧女学園 アニマル同級生」だ!

ちなみに、それは「冷血イルヴィ」と「人喰いあざらしヒャルマール」
の組み合わせだから、アニマル同級生です。

なに?病院を紹介したい?作り終わるまで待ってください。




さて、その北欧娘、イルヴィ。
まずサイズを決めてデザイン。芯も決定。衣装は仮。

yl1.JPG

毎度のごとく、足元から攻めます。
足袋と同時にハーフブーツの底だけ進めておきます。

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焼き時間の同じヤツは一緒にしといた方が効率いいすからね。

で、それに足首までをグレースカ盛って(右端)、
手前の治具にスカ板を巻いて(右から2番目)
とっとと作ったブーツ部分を(左から2番目)
くっつけて、ブーツの形状を作る。(左端)

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そんで焼いて軽くヤスリをかけられるくらい焼いて、
基本の形状を作る。

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そこからスカ板でブーツのディティールを作っていく。



と同時に無駄な小道具、少し不真面目な学生カバンも作るんすが

途中をすっ飛ばしてしまい、出来てしまってます。
仕事の合間に暇みて少しずつプラスし、焼いて、プラスし、で。

まあ板作って、貼って、やすって、貼って、です。作業は。
注意点はスカ板を貼る場合。空気が入ると膨らんじゃうので
それがないよう慎重にするくらいで。あとは低温で焼く。
100度20分とかの繰り返しです。

yl5.JPG
yl6.JPG

ビニールテープを巻く持ち手と、金具だけアルミを加工してます。
持ち手は外れるようにしてあって、今後作業しやすいように。
ビニテの替わりに丈夫なマスキングテープ(名前忘れた)を巻きました。

靴もディティールもやりつつ、こんな感じでまず

yl7.JPG

で、ポーズもだいたいキメ、イルヴィの準備は終了。

yl8.JPG

続く。
posted by ブリスターパックファッカーズ at 06:45| アニマル同級生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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