2010年02月04日

ジンガイ・ビフォーアフター(完)

カツトシ、完成です。

ビフォーアフター並べるとこんな感じ。

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背景もこしらえまして、こんな感じ。

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WFでは原型展示だけです。
キット化は現在検討中です。
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2010年01月18日

ジンガイ・ビフォーアフター3

今回、いままであまりやらなかったことをやってます。
それは表面処理なんですが、リキッドスカルピーを使ってます。

ザックリ彫ったディティールのところにリキッドスカを塗るという
方法なんですが、どういうことかというとこういう感じ。


ただ彫ったところに

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塗る。

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焼くと

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これくらい落ち着くわけです。

何もしてない部分(キバ以外)との差はこんな感じ。

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しっとりと落ち着いた感じが出ますね。

全体的にも彫刻が出来上がった後に、リキッドスカをパッティング
(スポンジでパトパト叩くようにつける)を少しやって
過剰な皮膚感を出してます。これは塗るときにツルンと
行かないで若干ひっかかりがあるように、です。
イヤならキャストの段階で少し削ればツルリは出せますんで
取っ掛かりみたいな塗りかかりとしてプラスしてます。

人体肌だとあんましそういうのはないんで、今後やるわけじゃ
ないですが、そういうこともやりました、と。

他の部分写真はこんな感じ。

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手先から糸を出す種類の虫もいるわけで、手のひらに出糸管。

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クモ形状と人体の背筋の中間を彫るのが楽しそうな背中。

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子供のちんちんのように可愛い糸腹。

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異常発達し、破った革靴を踏み潰しているものの、小指は遠慮がちな右アンヨ。

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まだ変形が進行していないので、靴を破る程度でとどまっている左アンヨ。

実に楽しくやりました。

よく書いてますが、俺はハイディティール造型は出来ません。
必要性も感じないすが、実際に成立させる技術や根気もないわけです。

でもとても必要だと思う要素はあります。

人形、つまりミニチュアとしての魅力。
これはサイズに見合った空間を巻き込む間合いというか
空間に盛り込める情報の度合いというか、そういう
ミッチリした感じ、とでも言いましょうか。

そこに「モノ」がある場合、モノの周囲もモノのものになります。
それが間合い。カタナを構えた人間だったら、カタナが
届きそうな範囲ごとミニチュアライズされてると考えます。

自分は、そういう間合いのいい作品こそいいモノと思う。
動き出しそうだ、とか、なんか物語が見えるな、とか
そういうのがいい造型と信じてるわけです。
もちろん情報量のスゴイ造型に感動することもあります。
ディティールで生命力を感じさせるものもある。

しかし自分には最初に書いたようにそれが無理なので
その土俵で勝負することは出来ない。
だから出来る限り空間を巻き込むような、間合いの感じられる
造型になるよう心がけました。
置いてあったらなんかワクワクする、映画のマケット的造型といいましょうか。
次が見えてくるような造型。そういうのがいいじゃないすか。
へーと冷ややかに感心されるんではなく、おお!とテンション上がる造型。

映画のマケット造型にはそういう部分が多いんですよね。
みんなここからイマジネーションを膨らまそう、と想像力を鼓舞する
切り込み隊長的な力強さを感じることが多いす。

そんなのをずっとイメージして作ってました。

つーわけで、アフターカツトシ、これにて終了。
WFではサフ原型のまま展示予定です。
posted by ブリスターパックファッカーズ at 19:01| カツトシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月17日

ジンガイ・ビフォーアフター2

さて、作業のご説明。

なんと芯はスカルプアシストキットです。

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このスカルプアシストキット、現在取り扱い中止してますが、
型がダメになったので再生産の予定はいまのところありません。

でも、これ1/6作業にはスーパー便利なわけです。

これを基準に工夫開始。

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バランスを決めて固定を開始します。
マジックスカルプで関節を。
そんで、腰の分割だけ、マジスカの板できっちりと平面を
出して今後の作業でイライラしないようにしときます。

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この段階では「シャチ」と対になるポーズで考えており
顔を正面に考えてます。
足先も変える予定ですがまずは後回しにしてどんどんこのまま
進めておきます。


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顔を作っておきます。

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これはビフォーカツトシと共通なので早めに。
ちなみにビフォーカツトシはこういう方向で。

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手を出しちゃいけないモノに手を出すと
人生踏み外しちゃうぞ、という青少年に警告的なアプローチですね。

そんで顔の方向性が決まったので、肉を盛り続けます。

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楽しいすね。

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もうウルトラ楽しいす。

目玉は鉄球、顔をキャストに置き換えて、さらに進めます。

下半身はズボンですが、右半身の怪物化が先行しているので
破れた表現が必要で、そこだけマジックスカルプで。

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そんで完成。

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芯と関節、ズボンの破れ以外はオールスカルピー。
グレースカだけでしたね。混合スカなし。


次回は細部の話。
posted by ブリスターパックファッカーズ at 19:40| カツトシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月16日

ジンガイ・ビフォーアフター1

狂犬、金子勝利はシャチを恨み、上州神農會を抜け、
敵対組織である旭嶽連に身を投じ、長い間、復讐の機会を待っていた。

しかしやがて上州神農會は特侠を生み、公安として認可されることとなる。
特侠の技術力、武力そして政治力は圧倒的であり、国家の後ろ盾を手に入れた
上州神農會相手に、旭嶽連は手が出せなくなってしまう。
カツトシは怒りの矛先を奪われた。

特侠。謎の生物を狩る組織。ヤツらは一体何を狩っているのか?

憑かれたように調査を続けたカツトシは、特侠の敵ジンガイの存在を知る。
そのパワーと生命力がケタ違いの生き物は特侠を苦しめ続けている。
あのシャチの命を奪い、上州神農會を壊滅させられるなら
ジンガイと手を組むのもいいだろう。カツトシはそう考えはじめる。

そして捕獲ではなく、駆除でもなく、共闘を目的に初めて
カツトシはジンガイと接触した。そしてその無限のパワー、
不死の肉体を手に入れるため、カツトシは己の肉体を差し出したのである。

その利用価値を見出したジンガイのオヤ、グリゼルダは
カツトシの脳を生かしたまま、暴走可能な肉体に作り変える。

クモの能力を埋め込まれ、狂い歪んだ精神に呼応するように
カツトシの肉体は変形を開始する!

というわけで、クモジンガイの中でも意志を残した特異体、
カツトシという男。登場。(クリックで拡大)

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posted by ブリスターパックファッカーズ at 23:57| カツトシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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