来年の干支は牛です。
最初は全く迷わず、いつものように獣人を作ろうと思ったんですが
ここしばらくいろいろ考えるところありまして、特侠関係じゃない造型を
やってる場合ではないと思い至りまして。
限られた実弾を悪フザケに使ってる場合ではないわけです。
じゃ特侠で獣人やるったらジンガイか?とも思ったんですが、
哺乳類に属するジンガイを出す予定はありません。
というわけで、だったら獣人レベルの隊員をやろうかと。
でも顔がなんとなく牛っぽいというのではあまりに芸がない。
さらに、今回は彫刻として海外アピールできちゃうようなのがやりたい。
で、考え抜いた結果、決定したのが「梵鐘奇偶」
ボンショーキグーではなく、「つりがねちょうはん」と読ませます。
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特侠関西支部第壱侠隊所属の、ベテラン隊員「牛頭和男(ごずかずお)」
東にお祭り娘の脱ぎ奉行「杉本杏奈」あれば
西にお祭り男の暴れ牛こと「牛頭和男」あり。
非番になると出向いてまで各地の祭りに参加する名物男。
その牛頭さんが、ある祭りに出張った時、ジンガイと遭遇。
侠隊の到着を待つまでもなく、祭りと人々を守るべく応戦を決意。
しかし武器がない。祭りなもんだから裸一貫。
そこですかさず牛頭さんは近くのお寺に飛び込んで、奉納されている
鎧と刀を勝手に持ち出し、たった一人で大暴れを開始。
だが死なない化け物相手の戦い。いくら豪力無双の牛頭さんとはいえ
いずれ力尽きるのは目に見えている。
一計を案じた牛頭さんは、おもむろに、鐘楼にあった釣鐘を外す。
そしてあろうことか、丁半博打よろしくツボ振りのように
釣鐘でジンガイを閉じ込めてやるというのだ
もともと常識のない祭り馬鹿の牛頭さん。
いくらなんでも釣鐘を振り回そうなんて、無理。と周囲が突っ込もうとした時。
奇跡が!
祭りのパワーと、火事場のクソパワー。
さらに勝手に拝借した由緒正しき武将が寺社に奉納した
「黒漆塗頭形鬼火牛角脇立兜」
(こくしつぬりずなりおにびうしづのわきだてかぶと)の
霊験あらたか(と牛頭さんが思い込んだ)神懸かり的パワーも手伝って、
むんずと掴んだ釣鐘を担ぐなりジンガイに迫る牛頭さん。
嗚呼それは、江戸時代の武者絵と見紛う男の晴れ姿。
さて
鐘が伏せるは邪か蛇か。
張るは不退の侠骨のみ。
見事、盆中駒捕らえましたら、
目出度い祭りの余興がてら
御笑納願い申し奉ります
梵鐘奇偶、いざ勝負!
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なんつー毎度のヨタ設定で
要はおっさんが釣鐘をぐわっと一担ぎしてるところを作ろうと
考えついたわけなんですが
テメーの設定はサナダムシ並にナゲーなこのやろう
とお怒りの御貴兄も多いと思うのでとっとと製作開始です。
◆
まずなにより主役ともなる鐘。
どうやって作るんすか。わかりません。
でもこのサイズが決定しないと、担ぐポーズも決められない。
に加え、これがショボいと、相当イマイチになるだろうから
できる限りちゃんと作りたい。
考えたあげく、湯のみを逆さにして型とればいいんじゃね?
と結論して探したんですが、小さいし望んだ形のがない。
ちょうどいいのがねーなら、やっぱ作るっかねーす。
条件としてはそれを担がせて人形作るんで、軽くて丈夫じゃないと
ダメなわけです。
で、検討と逡巡と混迷と彷徨の末に、プラの大きなグラスを発見し、
100円ショップのソバ湯のみと組み合わせこういうのを作成。
グラスの下の部分を切断して、湯のみを被せ、まっすぐ接着します。

で、ポリパテを盛って、形状を整えます。
そんな厳密でもないんで、クッキングシートの上で、半面の型紙
(PPシートをハサミで切ってささっと作成)を押し当てて、
さほど正確さもナシで大体で回して成型。

サフ吹いて、穴埋めて、こんな感じに。

で、メインの形状の上部分以外は完成。ほぼ全プラなんで軽いです。
しかしここからが大変。鐘の表面にはけっこう柄が存在するんす。
部分部分にちゃんと名称があって、テキトーというわけにはいかない。
のでちゃんと研究した後、2晩かかってディティールを作成。


プラスジはエバーグリーンとプラステリコでしたっけ?オレンジの短いの。
あれの半円を貼って、ポッチはアルミの丸リベットの頭だけを切断したもの。
あとは表面ならしてちょい表面処理するだけ。
さらにこれで持ち手となる龍頭が必要なんですが、
そこは難しい彫刻が必要なので、
一発
ビシっと

スカルピーで(やっとか!)
次回に続く。
posted by ブリスターパックファッカーズ at 21:59|
梵鐘奇遇
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